2012/11/3~11/4
計画
1日目:國分寺→天皇寺→白峯寺→根香寺
2日目:屋島寺ほか
費用:羽田から高松空港までの往復+ホテル代
阪急交通社利用:??円
旅のスタートは快晴!
初めての遍路に挑む。別に衣装も普通の格好である。四国に来るのも初めてである。天気も良くいい旅日和だ。
羽田空港→高松空港→リムジンバスにて
高松駅に9:35着 この池は海水だそうな。潮の満ち欠けも影響するようだ
しばらく駅周辺を散策してから、電車に乗る。
国分駅に10:10着
四国の平地と平地の間に山が涌いているような風景が珍しい。
初の遍路寺 80番國分寺
国分駅到着。次の電車時間をチェック、本数も少ないため乗り過ごしたら死ねる。次の電車の時間までに往復して戻ってくる予定。駅から徒歩移動。数分の距離である
国分寺10:18着
境内を散策。本堂でお経を上げる。一応般若心経は元々暗唱できるのでさらっと流す。(マナーとしては暗唱できても経文を広げるのがよいらしい)
弘法大師の像を発見。境内散策後 国分寺をあとにし、駅まで再度移動する。
ホームからすすき越しに山を撮影。秋の風景だ。電車移動で次の寺へ。国分駅より八十場駅で下車。これもまた駅のすぐ近く。
目的のひとつめ! 79番天皇寺
天王寺到着 11:06 ここも崇徳天皇を奉った寺である。神社と併設されており、菊の御紋がみえる
境内も小さな寺。きれいに掃除されている。
印象的な巨木
次の寺までは歩くことにする。田舎道が面白い。道すがら郷土史が書いてある看板を見るのが好きだ。
すすきの穂が成長しつつある。
目的地はこの道の果てにある山。遠いな…、あたりは紅葉も始まりかけくらい。散歩気分で心地よい。おなかが空いてスマホでコンビニを検索するがあたりに全くない。すごい地域だ。
山の麓で美猫に遭遇。血の池付近。エサをくれるのを待っているのか…持ってないわ
道なりに山を登るにつれ標高が高くなり、下を見る景色が良い感じ。
かなりの広さの山寺 81番白峯寺
境内突入 12:59
階段がとにかく長い。日本最強の怨霊…不気味なところだ。脇には俳句の碑が立ち並ぶ。誰も人が通らない。自分の足音だけがひたすら聞こえる。
ようやく階段を上り終えると、開けたところに出た。
道なりに進んで天皇陵の前の石椅子に座りしばらく休憩。暑すぎる。汗だくだ。当然の如くあたりは菊の御紋だらけである。崇徳天皇がここに奉られている。お参りする。
瀬を早(はや)み 岩にせかるる 滝川(たきがは)の
われても末(すゑ)に 逢はむとぞ思ふ
崇徳院(77番)
崇徳天皇による百人一首の有名な詩だ。途中の詩の碑に当然のごとくあった。
広めの境内を散策、あちこちお参り後、門から出る。13:47
門のところで昼飯代わりに屋台で今川焼きを買う。
次の寺への移動だが、山の中の遍路道を進むことにする。30分に1回くらい遍路の人とすれ違う。一応会釈する。山中もきれいに整備されていていがいと歩きやすい。迷わないようにあちらこちらに、遍路道の印が結びつけられている。舗装路に比べて距離的には最短だが、舗装路の方が歩きやすいのはたしか。クモの巣とかうざい。
牛鬼で有名 82番根香寺
山をつっきりようやく根香寺着15:14
樹木が良い感じであり、紅葉がすすんだころにきたらもっとよかっただろう。
印象的な仏像群
寺から出て、下を見おろすと絶景である。瀬戸内海に山々といったところか。
道すがらタクシーに乗り、高松駅へ
ホテルまで歩き、1日目終了
夜は、ご飯等で繁華街を散策。見知らぬ街を探索するのは面白い。職業がら道々のパチンコ屋もちょっと除いてみる。旅先まで来て打ちはしないが、あまり客が入っていないな。
2日目
今日の目的地は、屋島寺。朝、ホテルを出て、琴電志度線の今橋駅より潟元駅まで移動。ここから寺へ向け登頂開始。
田の風景 8:43
道中の石碑 9:23
とにかく暑い。意外と傾斜がある。
源平合戦で有名な 84番屋島寺
9:33 ようやく八島頂上部分に着く。かなりの広さだ。
あたりを散策。遍路寺というよりも源平ゆかりの観光地として整備されている。観光客でいっぱいだ。
瀬戸内海を見渡す景色がよい。屋島寺の駐車場より、バスで高松駅まで戻る。
まだ午前中だ。時間がたっぷりあるので、駅の近くの高松城にいってみる。10:57
お堀は海水でタイとかが泳いでいる。
立派な庭園で菊祭りをやっていた。
飛行機までかなり時間があるので、午後も駅前で時間を適当につぶす。
でもって空港に行き終了。
空港で一杯やって終わり。良い旅だった。